晴れた日のおさんぽ

好きなことについていろいろ記録するブログです。

中津旅行1 合元寺

5月に大分県の中津に行ってきました!
去年の大河ドラマ軍師官兵衛がとても素晴らしくて、ぜひ行ってみたかったのです。

福岡から特急ソニックに乗って行ったのですが、途中で電車の進行方向が変わって驚きました。でも挙動不審になっているのは私ひとりで、慣れている地元の人たちは、座席の向きを変えていました。私もまねをして変えました^^;

駅に降り立つと、すがすがしい空気を感じました。福沢諭吉生誕の地という案内がありました。福沢諭吉記念館にも行きたかったのですが、時間がなくて行けませんでした。

事前にネットなどで調べていったところ、中津はあまり規模の大きな町ではないのに、学問が盛んだったようです。あとから、川沿いで空気が気持ちよく、交通の要所ながら騒がしすぎないという地形や地理的条件が良かったのかもしれないと思いました。ただの想像ですが…。


まずは、合元寺(赤壁寺)に行きました。官兵衛と長政が地元の抵抗勢力宇都宮鎮房を謀殺した時に、宇都宮の家臣達が抵抗むなしく殺された場所のようです。家臣達が抵抗した際に寺の白壁が血で赤く染まり、その後何度塗り替えても血が滲んでくるので赤く塗り替えたそうです。寺の中には、当時の刃痕も残っているとのことです。

いくつもの寺が立てられている通り沿いにありましたが、合元寺の赤壁だけ異様な雰囲気で、壮絶な気分になりました。

寺の中には入れませんでしたが、敷地内に入って見学でき、パンフレットも買うことができました。少し見て回っていると、なんと藤田敬所のお墓がありました!藤田敬所は江戸時代の偉大な儒学者の一人です。まさかここにお墓があるとは、まったくチェックしていなかったので驚きました。中津は本当にすごい土地ですね。

合元寺の見学が一通り終わると、町をぶらぶらしながら城の方へと向かいました。古い町並みが綺麗で、ただぶらぶら歩いているだけでもよかったです。

だんだんと城が見えてきたところで喜びがこみ上げてきました。城や石垣などをじっくり見たかったのですが、とりあえず朝から何も食べていなかったので、石垣の傍の官兵衛おみやげ館でミネラルウォーターと中津唐揚げを買って、ベンチで城を眺めながら食べました。素晴らしい昼ごはんでした。

ミネラルウォーターのパッケージにも官兵衛がプリントされていました。官兵衛づくしです。

城については、改めてゆっくり考えを整理しないと書けない気がするので、後日ゆっくり書きたいと思います。
軍師官兵衛がすごく好きだったので、中津に行けてとても嬉しかったです。

牧野富太郎について

先日、飛行機に乗っていて、『翼の王国』という雑誌を読んでいたら、牧野富太郎の特集がありました。
牧野富太郎については、小学校の頃に伝記を読んだことがあり、少し知っていましたが、大人になった今読んでみると、新たな発見が多くありました。
その特集は、美しい写真が多く使われていてとてもよかったです。まず印象的だったのが、森の中、一面のバイカオウレンの花畑でした。牧野富太郎の見ていた世界についてイメージが湧き、どんどん引き込まれました。
牧野富太郎は裕福な家に生まれましたが、私財を投じて植物を採集したり、植物に関する書籍を買い漁ったりしたために、裕福だった家が借金まみれになったそうです。
一般の人からみたら、バカなことをしてるように思われそうですが、学者というのはそういうものなのかなと思いました。後先考えず、すべてをそれに懸けられるというか…そういう星の下に生まれてしまった人は一定数いて、そうでなければ学者になれないのではないかと考えさせられました。
学者といっても、牧野富太郎は当時の多くの学者のように、東大の予科からまっすぐ上がっていって学者になったのではなく、ほぼ独学で研究をして、それが認められて東大の研究室に出入りするようになったようです。

雑誌の中で引用されていた、牧野富太郎の次のような言葉が印象的でした。

「私は生まれながらに草木が好きであった。5、6歳時分から町の上の山へ行き、草木を相手に遊ぶのが一番楽しかった。私は幼い時から草木が一番の親友であったのである。
後に私が植物の学問に身を入れて、少しも飽くことを知らなかったのは、草木がこんなにも好きであったからです。」(『牧野富太郎自叙伝』)

牧野富太郎は他の何も目に入らず、植物に懸けられる人だったのだなと思いました。
 
ところで、この特集でもうひとつ発見したことは、『本草綱目』という中国の本が、前近代の日本に大きな影響力を持っていたことです。牧野富太郎も、日本の近代植物学の基礎を作った人物ですが、『本草綱目』の影響を受けており、いくつものバージョンの『本草綱目』を持っていたようです。つまり日本では本草学から植物学が成立したのかもしれません。
考えてみれば、医学においても、日本でははじめ漢方医が大きな力を持っていて、それから蘭学が広まり、近代医学になっていったという歴史があると思います。(たぶん)
日本の外国の文化を取り入れて発展させていく一面が、こういうところに表れているような気もします。
 
 

ガウディ展

 先日仙台で開催されたガウディ展に行ってきました。

 ガウディについてはあまり詳しくなかったけど、サグラダファミリアを設計した建築家ということは知っていたので、どのような生涯や思想を辿っていったのか気になっていました。

 結果は、思っていた以上に素晴らしかったです。すごく感動しました。

 若年性リウマチを患いながら、自然に対して深い観察の目を向けていった少年時代から、建築学校を経て、建築家へ。パトロンに見出されて、才能を自由に発揮し、サグラダファミリアの設計へ。

 この時、宗教建築の依頼を受けることによって、宗教世界に近づいていったそうです。ガウディは青年期には反キリスト教的な行動を取っていたのですが、サグラダファミリアに関わる中で信仰に目覚めていったわけです。サグラダファミリアの建築にとりつかれたようになったガウディは、「神は完成をお急ぎではない」と言って、聖堂の敷地内に住んで、粗食と礼拝を中心とした、極端な禁欲主義を実践したそうです。最後はミサの帰りに路面電車に轢かれるというのも、劇的な人生だと思いました。

 ガウディ展をみてから、人間の精神世界と宗教世界についてずっと考えています。「神は完成をお急ぎではない」という言葉も、表面的な意味以上に含蓄のある言葉である気がします。ガウディは、彼の信仰する神が望んでいると考えられるあり方、理想的な建築を具現化しようとしていたのではないでしょうか。それはもはや、自分のためとか、直接のクライアントのためではなく、ある種の自分の理想を表そうとしていたような気がします。私は無宗教だし、何かの宗教にはまるつもりもないのですが、そのように限りなく理想を追求する精神は、美しいなと思いました。

 また、ガウディの「独創性(オリジナリティ)とは起源(オリジン)に戻ることである」という言葉にも考えさせられました。少年時代のガウディは自然に対して深い観察の目を向けていたといいますが、実際のガウディの建築デザインは、自然界の形や物理現象に発想を得ているそうです。例えば、波打つような曲面や、色ガラスのモザイクで、森や海などを表現していました。

 井上雄彦先生の漫画も迫力があって、井上雄彦先生のとらえたガウディの生涯を、視覚的に理解することができました。

 

 最後に即物的な話ですが、お土産もオシャレなものがたくさんありました。クリップスケッチブックが欲しかったけど我慢して帰ってきました…。会期中に我慢できなくなったら買いにいこうと思います。(まだやってるのかな?)

中国旅行の時に持っていきたいもの

 前回に続いて、中国旅行ネタです!

 中国旅行の時に持っていきたいものについて、私の個人的な経験から書いてみたいと思います。

 上海、北京、南京、広州等の大都市に行くならば、極端に言えばパスポートとお金さえあれば何とかなる気がします。

 中国の大都市にはローソンやファミリーマートなどのコンビニが進出しています。品揃えは日本と少し違いますが、生活に必要なちょっとしたものなら買えます。生活用品はウォルマートやカルフールIKEAなどの外資系のスーパーもあり、それなりに良いものを揃えられます。百貨店にはZARAユニクロ外資系のショップもあり、服も買えます。

 ただその中でも日本から持っていった方がよさそうなものを書いてみます。

①歯磨き粉、歯ブラシ

 歯磨き粉はにおいと味がおいしくないです。ゴムのような味か、人工甘味料の味がします。歯ブラシも痛いです。日本で使っているものを持参した方が良いと思います。

②缶切り

 中国には缶詰めがあまりないので、缶詰めを貰っても缶切りがない、という悲劇がおきます。ただし、手荷物で持っていくと空港で没収されてしまいます。

③常備薬

 病院に行かなければならないような症状の時は別ですが、ちょっとした薬は、飲み慣れたものがあれば安心な気がします。現地で具合が悪くなった時に、薬局に行くのはきついです。

④ペン、消しゴム、メモ帳などの文房具

 買えるには買えますが、ペンは書きにくく、消しゴムは消えず、メモ帳はざらざらしています。使い慣れたものを日本で買って持っていった方がいい気がします。

⑤だしの素、お茶漬けの素など

 ご飯は売っていますが、こういうのは案外売ってないです。あぶらっこいものに疲れた時に良いかと思います。

⑥日焼け止め、化粧水など

 こちらも、使い慣れたものがあると安心な気がします。

⑦マスク

 マスクは一時期どこも品切れになりました!使い捨てのものとかたくさん持っていった方が良い気がします。

 これらはいずれも、日本人街のスーパーとかで高いお金を出せば手に入るかもしれませんが、かさばるものでもないので、スーツケースに入れていったらいいような気がします。

 現地にいた時は、これもあったらいいなーあれもあったらいいなーと思っていたのですが、悲しいことに、今はもうすでに忘却の彼方です。思い出したらまた書いてみたいと思います。

 やはり、考えて記録することは大事ですね。精進していきたいと思います。

中国旅行について

 おはようございます!

 今回は、中国旅行について書いてみたいと思います。

 私は3回ほど、中国に行ったことがあります。中国に興味を持ったのは、風景が綺麗だったのと、日本から近くて行きやすかったからです。北京、天津、南京、上海、寧波など、中国各地を旅行し、語学学校にも通い、HSK6級を取得しました。1年間の留学もしました。

 ただ、実は私は、中国に行くまで中国語がほとんどできませんでした。今でこそ、語学学校などで勉強して、少しはできるようになりましたが、初めはニーハオくらいしか言えない状態で、両親に心配されながら行きました(笑)私の両親はともに日本人で、特に中国に関心を持っているわけでもありませんでした。私は日本で生まれ、大人になるまで日本にずっと住んでいました。

 初めての中国渡航は、20歳の頃の語学留学でしたが、その時私は、中国語ができないだけでなく、現地の生活情報について何も知らないことに気づきました。渡航前・渡航中には、現地の具体的な生活の情報が手に入りにくく、苦労しました。列車のチケットはどこで買えばいいのか、携帯電話はどのように買えばいいのか、博物館では写真を撮っていいのかなど、単純だけれども中国でスムーズに生活していくための情報です。

 もし、中国と日本を行き来している駐在員の方や、中国にルーツを持っている方なら、「なんだ、そんなの当たり前のことだ」と思うでしょう。中国語が堪能な方も、中国のインターネットサイトなどで情報を得られるかもしれません。

 しかし私は、先述の通り、とりたててコネクションがあるわけではなく、中国語もほとんどできませんでした。旅行会社の人に聞いたり、クチコミサイトで情報を集めたりしましたが、情報は玉石混淆で、必ずしも最新のものでもありませんでした。

 結果的には、当たって砕けろ方式でなんとかなりました!言葉が分からなくても、ジェスチャーとかで(笑)今後、そういう経験についてもいろいろ書いていきたいです。それでもし、「中国にはあまり詳しくないけど、中国に行ってみたい」という方のお役に立てれば幸いです。私と同じような悩みを抱える方々、「中国には興味があり、行ってみたいけど、あまり詳しくない」という方や、「仕事や家庭の都合で突然中国に行くことになり、困っている」方がいるかもしれないし、私自身も中国旅行に関する文章を書くのは楽しく、まとめることで新たな発見もあるかもしれないと思っています。ただ、もし記事に載っていることはあくまで個人的な体験なので、もし制度などが変わっていても、責任は負えませんのでご了承ください;;

 各地を旅行した旅日記なども載せていきたいと思います。相変わらず貧乏旅行ですが…(笑)

 中国旅行について書く前に、長くなってきてしまいました。またしても、今後こうしていきたい、みたいな話になってしまいましたが、頑張って書いていきたいと思います。

ブログをはじめました

 はじめまして!ブログをはじめてみました。初心者ですが、よろしくお願いします。

 20代女、フリーターです。旅行や外国語、美術館・博物館めぐり、読書、ゲーム・アニメ等が好きなので、そのことを綴っていきたいと思います。

1、旅行と外国語について

旅行は、日本全国かなりの場所を訪れています!歴史にも興味があるので、史跡や城を巡ったりしています。大体青春18きっぷで、安宿に泊まる旅行ですが。でもグルメやお酒は外しません(笑)

海外旅行は、イギリス、シンガポール、中国に行ったことがあります。 留学とかもしたことがあるので、その情報も載せられたらいいなと思います。

2、外国語について

英語と中国語を少し話せます。通じない時はだいたいジェスチャーですが(笑)

英語と中国語を勉強するために、海外ドラマも見ています。海外ドラマのことについても、勉強も兼ねて書いてみたいと思います。

3、美術館・博物館めぐりについて

美術館・博物館めぐりは、あまり詳しくないけど、文化的なものに興味がありまして…。だいたい素人の感想なんですが、読んでいただけたら幸いです。

 実は、ブログを始めた直接のきっかけは、美術館・博物館めぐりのことです。日々の生活に必死で、せっかく感動しても、振り返る機会もないからです。同じように、旅行をしても、振り返る暇もなく、気づくと思い出も遠くなっていて。このままではまずいと思い、せっかくの体験を記録していきたいと思い、ブログを登録してみました。

4、読書について

何でも好きですが、最近忙しくて読めていません。ブログを始めたことをきっかけに、読書も意識的に進めていけたらなあと思います。

最近の作家さんだと、湊かなえさんや、東野圭吾さんが好きです。東野圭吾さんの白夜行が大好きです。

歴史小説は、司馬遼太郎が好きです。芥川龍之介とかも、読みやすくて好きですね。

5、ゲーム・アニメ等

 あまり詳しくありませんが、いろいろなものを一通り見たりやったりしています。でも本当、あまり詳しくありません…。勉強したいです。

ゲームなら、昔はFFとかドラクエ逆転裁判桃太郎電鉄などをやりました。歴史系のだと、三国無双、戦国無双、バサラ、三国志信長の野望が好きです。のぶにゃがの野望も好きです(笑)

アニメはとにかくマクロスが好きですね!あとは、新しいものはだいたい見ています。時々見逃したりもするので、本当あまり詳しくありませんが。

 

こんな感じで、いろいろなことに興味はあるけど、どれひとつあまり詳しくない感じです;;でも、この機会に文章にまとめることで、いろいろ勉強したり考えたりしてみたいです。

よろしくお願いします!